taniyakunのブログ

日々徒然を思いつくまま書いています。

バブルは良かったなあ!

バブル期を考察する!

偉い経済学者の先生やら政治家さんはバブルを悪者にして日本はダメになった様な事を言いますが庶民をずっと 続けている親父にとっては長い人生の中では昭和の時代が最高だった。 日本は世界に類を見ない経済成長を遂げ国民を豊にさせ会社も個人も潤った。 社長と社員の給料も精々3倍程度で今のような格差は無く会社で業績を上げれば個人にも十分還元されていた。

1989年消費税が導入されて以来、庶民の生活は給料が年々下がり経済格差が広がり様変わりしてしまった。 政治が改革という名の改悪で3度も消費税を上げて、財政危機を謳い文句に社会インフラも整備せず終身雇用制を無くして企業の生産を海外に移し非正規雇用者を増やした結果である。

先頃、ノーベル賞を受賞された真鍋淑郎さんが日本では共調して生きづらいとおしゃってましたが「出る杭は打たれる」と言うことわざどうり天才には住みにくい社会ではあるのでしょう。

しかし、狭い島国で多くの人が住んでいる日本と言う特殊な社会では歴史的に人々が共調し思いやり助け合って生きて来て日本人独特の穏やかで優しい性格を育んできた面もあります。 日本は仕事、スポーツ、あらゆる分野で個人主義ではなくチームプレーで力を発揮できる国民性ではないでしょ うか。 識者と言われる方は直ぐに欧米諸国を例に挙げて物事を判断されますが日本人は日本人ならではの物差しで考え る事で独自の方向を見出せるのではないかと思います。 物事には全て良い面、悪い面がコインの裏表のようにあります。その裏表どちらを選ぶかによって考え方が大きく変わり社会が否応なく変化して行くのでしょう。

バブル以前の企業は終身雇用制で会社であっても大きな家族のような暖かさがあった。個人の自由が無いとか年功序列で出世が遅いとか悪い面も多々ありました。 しかし、昭和は遥か遠く令和の時代になり失われた30年と言われて久しいですが近頃では個人の権利ばかり尊重 されて自由の意味を履き違え「今だけ金だけ自分だけ!」なんて、とんでもない社会になりSNSでも単なるやっか みのような意見が幅をきかせみんなで個人を吊し上げ、思いやりの欠片も無い何とも情けない世の中でありま す。 「貧すれば鈍する」正にこの言葉通り個人はプライドを失い金だけを追い求める情けない社会になっています。

昭和の政治家は池田勇人所得倍増計画田中角栄日本列島改造論など将来に夢を与える政策があった。 ロッキード事件リクルート事件など負の面もあったが少なくとも今の政治のようにコロナになっても医者にも 行けず生活苦で自殺者が出ていても国民を見殺しにするような政府ではなかった。 懐かしき昭和は今と比べると仕事にもやりがいがあり社会全体寛容であり経済的にも年々豊かになって行った。

政治が改革を唱えだし改革という名の改悪を繰り返し緊縮財政を続ける限り現在のような悪夢が続くのだろう。

科学も発達し便利な世の中ですが、それ故にグローバルな波に飲み込まれ新しい経済による戦争が始まっていま す。個人が意識の変革をしなければいよいよ危うい世界になるでしょう。

個人で出来ることは限られていますが、政治を良くすることが一つの方法ではないでしょうか?

近づく衆議院選挙で良い政治に変わるべく国民は本当の政治家を見定め1票を投じよう!